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彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる 感想(ネタばれ注意)

2008.12.05 (Fri)
待ってましたv 彩雲!!続きが読みたくてしかたがなかったので、嬉しい♪

鳳麟・・・なんとなく予想はできましたけどね;
あとは、劉輝にたいして、過保護な双花&兄が大好きです♪(爆)
「彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる」感想☆

あらすじ
吏部尚書・紅黎深解任の報で朝廷が騒然とする中、吏部侍郎・李絳攸の処分を検討するため、御吏大獄が開かれることに!絳攸を護ろうと必死な秀麗だけど、紅家の名に泥を塗られたと怒る紅姓官吏が、なんと一斉に出仕を拒否!!しかも、紅家の力で経済封鎖が行われ、王都の物価も高騰寸前!!大変な事態に、犬猿の仲の同僚・陸清雅と対応に追われること秀麗は!?


結構なネタバレだと思うので、それを嫌う方は、注意してくださいね。

【More・・・】

●表紙
この清雅の表情が、なんかいいです(笑)

では、本編


●序章
「滅びるなら勝手に滅べ。私の知ったことか。どうでもいい」

先王の時代。一つの一族が滅ぼされた。そして、その一族の少年がひとり生き残った。

序章なので、この少年がだれだか分からなかったんですよね;
桃の話をしていたから、晏樹さんかなーとか思っていたんですけど・・・
まさかあの人とは!!


●棺桶の中の刑部尚書
絳攸の処分を決定する裁判・「御吏大獄」が開かれることになっているが、
当日、刑部尚書が、その裁判を真夜中にしてほしいと言ってきた。

「それよりどうだ、ヘイ皇毅、そろそろボクに君のためのステキな棺桶を贈らせてくれる気になったかい!?」来俊臣
地下牢にある、棺桶をベッドにする刑部尚書は、好意的な相手に棺桶を贈りたがる
変わった人なのでした(笑)

もっぱら地下牢の屍人(キョンシー)として、変な噂になってます。 秀麗と清雅は、
来俊臣尚書を迎えに来ますが、そこにいた皇毅をキョンシーと勘違いした秀麗。
大混乱して、泣きつきます。清雅はその様子に大爆笑。そのまま秀麗は眠ってしまい、
皇毅は、しかたなくお姫様抱っこで、秀麗を運びます。
「いいな~いいな~僕にも抱っこさせてよ~」晏樹
こうやって、変に目立たせようとしているのは、晏樹さん。絶対わざとだ!(爆)

悠舜は、もっと善い手があったはずなのに、それを劉輝に言わなかった。
そして、悪い方向へ向かっている。そのことに疑問を感じる静蘭。
悠舜に問いただします。
もし静蘭殿が王だったら、今のような状況にはなっていなかったのでしょうね」悠舜
皮肉かー!!!? by静蘭
清苑皇子だったことは、悠舜は知らないはずだと、必死で苛立ちを抑える静蘭(笑)
結局、王になるどころか、茶州に流罪ですものね・・・

いろいろ藍家や紅家について、一部の者しか知らないであろうことを知っている悠舜。
(・・・悠舜殿は・・・「誰」だ?)静蘭
静蘭も一抹の不安を抱きます。
こういうのがあるから、読者に、実は黒幕なのねって予想させてくれるんですよね・・・。


●紅き風雲 急を告げる
「行くよ。今の私は、いろいろ拾って子だくさんの『お父さん』になっちゃったから」邵可

邵可は、黎深とともに、紅州に戻ることに。
「・・・旦那様・・・それは、誰かから帰ってこいと言われたのでしょうか」静蘭
邵可までいなくなってしまうということは、また一人 劉輝のもとから去ってしまうから。
静蘭も、邵可相手にも関わらず、結構怒っているみたいで怖い;
相変わらず、弟想いですね♪
でも、大丈夫!!邵可さまは、子だくさんの「お父さん」!
息子の1人である劉輝のために、帰るのですから(笑)

秀麗は、自分の身体の変化に不安を覚えます。
実際に、”彩”が入っているようです。影月と違うと所は、生きているということ。
限界が近づいているようです。

御吏大獄。
絳攸は、冗官まで格下げということで判決がでました。官吏を辞めなくて済んだ、十分です!


●渡り蝶と籠の中の楽園
紅姓官吏が、仕事をボイコット。
その理由は、黎深を更迭したことによって、紅家の誇りをけがしたから。
そして絳攸は、「保身を図り養父を売った」という濡れ衣まで!!
さらに、紅州は、経済封鎖。ゆたかな作物や、石炭などを制限してきました。

紅州の経済封鎖をやめさせるようにと、命令を受けた秀麗と清雅。

そして、晏樹さんは、胡蝶姐さんの店で・・・
何かもの思いにふけっている様子。
「選択肢くらいは、あげてもいいよね」晏樹
それは、秀麗が、官吏か妃か選べということ。官吏でいれば、おそらく命を狙われます。
これは、晏樹さんなりの、彼女を死なせなくないという、優しさ(?)のような気もします。


●紅家の鳳麟
「王もバカですね。五日も待ってあげたんですけどねぇ」楊修
待っていたこととは、「紅姓官吏をクビにしろ」という王からの命令。
ここで、クビにしなければ、また王は紅家贔屓ということになって、みなの反感を買うから。
だから、ちゃんと楊修さんは、待ってあげていたわけです。

清雅と秀麗で、紅家の聞き込みに行くことに。
「自分で男の格下げる真似はすんなよ。嫌いな女でも、いざとゆーときはキッチリ守ったほーがかっけーぞ」燕青
燕青は、清雅に、しっかり釘をさします。燕青は、清雅が女性に対して何かあることを
ちゃんと見破ってまでいます。この清雅の過去も気になるんですけど・・・
さすが、燕青は洞察眼があります。清雅の頭をグシャグシャかきまぜたり、
清雅を子供扱いです(笑)

↓この場面が、この本の中で一番好きです!!双花と兄がv
楊修は、王からの命令もないから、自ら紅姓官吏をクビにしていきます。
しかも、あとの人事も、公平にされていて、貴族派・国試派からの反応もともに良い。
そんな事実を、しっかりはっきり劉輝に報告する静蘭。

「なんでそんなずばずば正直にいうんだ君は!もっと言い方があるだろう!?」楸瑛
「そうだぞ!それじゃコイツがズンドコ落ち込むばかりだろうが!もっとやわらかくいえ」絳攸
ちょー過保護な双花☆★ 劉輝が大切なのは分かりますけどね(笑)

チッ・・・このボンボン2人が!! by静蘭
「・・・変に『大丈夫』なんて言ってみろ。ますます取り返しがつかなくなる。あなたがた2人はもう藍家の権力も紅家の権力も使えないんですから、せめて残ってる頭くらいマトモに動かせ。お払い箱にされたくないならな」静蘭
敬語とタメ口が、混ざってるのが、より怖いですよね;
「・・・はい」
「・・・すみません」
勝者、静蘭!!!(爆)
でも、劉輝のそばに、過保護な2人がいることは、静蘭は実は嬉しいんですよね。
清苑と違って、劉輝には、大切に想ってくれる人がいるのだから・・・

こういう紅家追い出しを読んでいたのか、藍家は。藍雪那、恐るべし!
(・・・わかっていたなら、少しくらい教えてくれてもいいじゃないか!!私が王を選んだのが気にくわないってアレ、心底本音だったんだな、くそ。いい歳して大人げないにもほどがある。さすがに頭にきた。もう当分里帰りなんかしてやらないんだ!!文通もしない!)楸瑛
子供か!!!!?(爆)
どっちも大人げないでしょう。「もう、してやらないんだー」ってちょっと可愛いですけどねv

全部いいところを、楊修に持っていかれる形に。
(・・・もう楊修『サマ』なんて呼んでやらん!!やっぱり楊修で充分だ――!)絳攸
もう絶交だ!! by絳攸
こっちも、子供か!!!(爆) ほんとに、双花は2人揃って可愛いですねv

立とうとした劉輝。着物の裾を踏んで転びます。そのまま顔面から机へ。
そして、机に積んであった本が崩れ、劉輝の後頭部へ直撃・・・・
・・・・・・・。沈黙ののち、むっくり起き上がり、よろよろと別室へ。
相当なダメージです(精神的にも肉体的にも)
その様子に、3人は、声も掛けられませんでした・・・。

小声で、八当たり合戦。
「このボンボン!!どうして引き止めて慰めなかったんですかあんたらは!役立たずが!!」静蘭
これには楸瑛も黙ってません。もちろん小声で・・・
「君だって何黙って見送ってるんだ!見ろあの哀愁漂う悲しげな後ろ姿!変な秋風が吹き抜けていっちゃったじゃないか!今頃両膝を抱えているに決まっている。まったく君はいつも嫌みばっかり磨いているから肝心なときに優しくできないんだ!とっさの行動には人間の本性というものがだね――」楸瑛

「お前ら今そんなこと言ってる場合か!後でやれ。まったくチヤホヤされて育ったヤツは自分中心だな。王の心配をするほうが先だろうが!戸部から報告があったろ。重臣会議までに浮上させて、物価高騰の対策を叩き込んでおかないとまたなんかいわれる」絳攸

そんな言い草に2人は怒ります。
「ドコの家のせいだと思ってるんですか!!どこぞの誰かが養い親を甘やかしまくったせいでとんだとばっちりですよ。身内の手綱くらいちゃんとしめてろ!」静蘭
「しかも君、主上の心配っていうか仕事の心配だろ!なんて冷たいヤツなんだ。見損なった」楸瑛

ドン!!
薬箱を持ってきた悠舜。笑顔だけど、めちゃくちゃ怒ってるオーラが・・・。
「――下がってなさい」悠舜
3人は、たじたじです。怖っ;

劉輝は、悠舜に話します。
悠舜がしようとしていたことを、楊修が先にやってしまって悔しいと。
「泣いてもいいのですよ」悠舜
劉輝は、泣きます。頭をぶつけた時の、たんこぶが痛いから・・・(笑)

そして、重臣会議。
何がおもしろいって、劉輝がたんこぶ作って会議に参加していることです。
そのおかげで、ちょっとだけ空気が和んだようです。
静蘭の報告では、みんな楊修を支持しているようでしたが、
いちおう、「王に何の報告もなしとはいかがなものか」と思ってくれてる高官もいるようです。
それが、工部の2人。いつも喧嘩ばっかりしてる管尚書と欧陽侍郎。
その2人が、王側についてくれました。特に欧陽玉と楊修さんは、友達ですしね。
その様子を見て、楊修は、めがねの奥で密かに笑います。
・・・つまり楊修さんは、どこかで、王側についてくれる人がいてほしいと思っている
ということですか?だったら嬉しいです♪(笑)

そして、紅家の経済封鎖について。
その解決策として挙がったのは、紅家直系の娘を後宮に入れることだった。
・・・そもそも誰が、紅家全体に、このような馬鹿げた指示を出したのだろうか。
玖狼なわけがない。玖狼の力が及ばないほどの者からの命令。

”鳳麟”
「紅の天才軍師」 紅家を守るために存在する 紅門筆頭の姫家から出る天才。
それが、紅家を裏切るような命令を出しているに違いない。


その心は
貴陽の紅邸へ、来た秀麗と清雅。百合姫に、鳳麟の話を聞きにいきます。

そして、清雅は、紅家は謀反を起こしたものとして、百合姫を人質として、
連行します。百合姫もそれを予想していたのか、素直に従います。
「一族の不始末はこの身で雪ぎましょう。ただし、李絳攸は紅一族ではありませんので、お捨て置きください。養父を裏切った子です。もはや我が子とも認めません」百合
絳攸を守るために!!(感涙)だから、紅家のしがらみに巻き込みたくなかったんですね。

帰りの馬車。途中で、兇手が襲ってきました。どうやら清雅を狙っている様子。
隙を見計らって、秀麗を逃がすようにしますが、敵は秀麗も狙います。
そして、それを庇って清雅が明らかに致命傷だろっていう怪我を。
気が動転した秀麗は「力」を使って、豪雨を降らせます。

そして、葵長官らの助けがきました。


飛び去った翼のあとに
秀麗が目を覚ますと、そこにはリオウが・・・。助かったのだと。
清雅もなぜか「キセキの回復」をみせて、生きています。

助けた礼として、いつものように(?)思わせぶりな感じで、
秀麗にキスしようとしますが、すんでで止める清雅。そのまま頭突きで、
その場は、それで終わります。
何考えてんだ俺。あの女と「演技」で
口づけなんてしてたまるか。本気でもないのに、何の価値がある。

つまり、本気だったら良いってこと?なんか面白くなってきましたv いつかは、
お前もか、陸清雅!!(笑)
な状態になるのかな?
清雅は、鳳麟の正体に感づいたから、襲われたんですね。
うーん、彼の狙いは何なのだろう?

邵可と黎深は、紅州の、鳳麟の出身・姫家に向かいます。
すごい罠に迷路。邵可さんの黒狼の力と、天才・黎深の頭脳がなければ
たどり着けなかったでしょう。すごいな;
しかし、姫家は、荒れ果て滅ぼされていました。そう、先王に滅ぼされた。
そのとき、黎深の中に、今まで忘れていた記憶がよみがえります。

「滅びつなら勝手に滅べ。私の知ったことか。どうでもいい」黎深
そう言い放った幼い黎深。
このころ、この子の世界は、兄しかなかった。無関心だった。

黎深の前に現れた少年
「・・・美しいですね。この李の花は。薄紅から白まで。夢のように美しい。梨の花は白一色ですけど、李の花はとても綺麗ですね」
そして、少年は跪いた。
「まもなく戩華王が私たちを滅ぼしにきます。どうか、助けを。次代の紅家当主」

7歳くらいだった黎深は、あの言葉を言い放つ。そして、姫家を見捨てたのだ。
そのときの少年の顔・・・
「・・・悠舜です・・・兄上」黎深
ずっと騙し続けてきた悠舜。あの優しい顔は偽りだったのです。
王家と紅家に滅ぼされた姫家。友人だと信じていたのにね・・・。腹黒い。

でも・・・それでも、黎深や劉輝に、情が移ってくれないのかな、とどこかで期待しています。
お願い!最終的には、王についてください、悠舜!!!
悠舜の願いって何だろう。
私は、なぜか、心からは劉輝を裏切らないんじゃないか気がするんですよね。


桜が咲くまで
秀麗と劉輝の約束の時
「桜が咲くまで・・・」
ついに、秀麗は結論を出します。
「あなたの妃になるわ。・・・泣かないでよ。官吏が妃になるだけよ」秀麗
たしかに、劉輝が望んだこと。だけど、こんな形であっていいはずがない。

笛の音が聞こえる。葵皇毅が奏でる笛。
(愚かな王だ)皇毅
彼女が、もっとも王の官吏にふさわしい官吏だったのに。
皇毅は、秀麗は官吏であるべきだと思っているのでしょうね。
皇毅の胸で泣きじゃくる秀麗。

御史として、最後の仕事。勅旨として紅州にいくこと。
燕青、リオウ、タンタン、秀麗の4人で・・・。

秀麗と劉輝は、もう紅家直系の娘と王になってしまった。結局奪うことしかできなかった劉輝。
そんな劉輝のもとに、紅家当主がやってきた。
黎深ではなく邵可が、当主となって・・・。

謝罪と、王に対する忠誠を。
紅家は、王に従うと・・・これが、邵可が王を助ける道。
「余にか・・・」劉輝
「はい。娘が認めた、ただ一人の我が君へ」邵可



終章
2人になれば、いつもどおりの邵可。劉輝も安心です。
でも、もっと早ければ、秀麗の後宮入りを公表する前になんとかなったのに。
「間が悪いのが持ち味ですからね」邵可
そんなのが、持ち味であってたまるか!!?

そして、悪い報せが。
リオウと秀麗が、行方不明になったと・・・



うわー!めちゃくちゃ気になるとことで終わりました!!!
早く、先が知りたいです。
もう、悠舜が何かやるんだろうな、とは思ってましたけど、黒幕ですかー。
本当のリーダーは、旺季かもしれませんけど・・・。
悠舜の願いってなんでしょう;黎深のこれからの選択も気になります。
縹家関係に入ってきそうですけど。楽しみです。
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 |  2014.05.08(木) 06:20 |  | 【コメント編集】
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